画家デビュー100年となる蕗谷虹児の画業の変遷をたどる特別企画展「百年展」=新発田市中央町4

画家デビュー100年となる蕗谷虹児の画業の変遷をたどる特別企画展「百年展」=新発田市中央町4

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蕗谷虹児 デビュー100年特別展 新発田・虹児記念館

新潟日報(2020年8月24日)

 今年でデビュー100年となる新潟県新発田市出身の叙情画家・蕗谷虹児(1898~1979年)の画業をたどる特別企画展「百年展」が、同市の蕗谷虹児記念館で開かれている。表紙画や絵物語、アニメなどマルチに活躍した虹児の世界観を伝える内容に、来場者が熱心に見入っている。

 特別企画展は、91年ぶりに県内で見つかった未公開作品「夢」などを展示した「蔵出し展」(4~6月)に続く第2弾。今後は第3弾も予定されている。

 百年展では、1920(大正9)年のデビュー当初に描いた人気少女雑誌「少女画報」の表紙画をはじめ、長編の自画伝「乙女妻」の原画と掲載誌、日本アニメの礎を築いた短編アニメ「夢見童子」の資料など、デビューから約50年の画業活動に関わる展示品145点が並ぶ。虹児は25~29年までパリ留学を経験し、その前後で作風の違いが見られるなど、長い画業活動における変化が展示品から読み取れる内容になっている。

 同館学芸員の伊藤千佳子さん(46)は「虹児の作品は時代によって作風が異なり、時代に対応して多才な作品を送り出してきた。一貫して女性と子どものために夢を与え続けてきたスピリットを見てほしい」と呼び掛けている。

 11月29日まで。月曜休館。一般・大学生510円、高校生210円、小中学生110円。問い合わせは同館、0254(23)1013。

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