蓮根羹を切り分ける職人=専光寺町

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金沢の和菓子店 蓮根羹 今季の生産終盤

北國新聞(2020年8月25日)

 専光寺町の老舗和菓子店「森八」の工場で、夏限定の和菓子「蓮根羹(はすねかん)」が、今季の生産の終盤に差し掛かっている。24日、職人が市内特産の小坂れんこんを手際よくすりおろし、菓子を仕上げた。
 蓮根羹は、シャキシャキとした食感ときれいな乳白色が特長。粗くすりおろした小坂れんこんと、寒天、砂糖、水を混ぜ合わせて加熱するシンプルな製法で、豊かな風味を引き立てる。
 れんこんは、秋が深まるにつれて肌がねずみ色となり、粘り気を増すことから蓮根羹は初物のみを使い、例年、8月いっぱいの期間限定で受注生産している。鮮度を保つため、消費期限は製造から36時間となる。
 森八は蓮根羹を100年以上前から製造しており、昭和初期には、茶道裏千家14代家元淡々斎(たんたんさい)の「御好(おこの)み」の菓子に認定された。2003年に商標登録している。
 中宮嘉裕社長は「小坂れんこんの風味や食感を余す所なく込めている。菓子を通して自然の恵みを味わってほしい」と話した。蓮根羹の注文は、27日まで受け付け、31日まで生産する。

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