池の浅瀬に群生するコウホネ(手前)=福井県坂井市の県総合グリーンセンター

池の浅瀬に群生するコウホネ(手前)=福井県坂井市の県総合グリーンセンター

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コウホネ気軽に見て 福井県準絶滅危惧種が群生

福井新聞(2020年8月25日)

 福井県の準絶滅危惧種に指定されている水生植物「コウホネ」が、坂井市の県総合グリーンセンターで群生している。同センターは「気軽に希少種を見てほしい」と話している。

 スイレン科のコウホネは、小川や池、湿地などに自生、6月下旬~9月下旬に花が咲く。根茎を乾燥させると「センコツ(川骨)」と呼ばれる漢方薬の原料にもなる。

 同センターのコウホネは、1980年の開園時に敷地南側の「水生植物園」の池の浅瀬に50株が植えられた。現在は約10メートルにわたって群生、毎年この時期は、ぽつぽつと咲く4~5センチほどの黄色いかれんな花が、彩りを添えている。

 同センター緑化・花づくり推進部の吉野和宏部長は群生できた理由について「九頭竜川から引いた水をしっかり循環させているため」としている。

 県内では、敦賀市の池河内湿原やあわら市の赤尾湿地にコウホネが群生している。

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