古久屋が導入したトゥクトゥクと、運転席に座る山口さん

古久屋が導入したトゥクトゥクと、運転席に座る山口さん

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渋温泉街、トゥクトゥク走る 旅館が導入、宿泊客らに好評

信濃毎日新聞(2020年8月26日)

 山ノ内町渋温泉の旅館「古久屋」が、タイの三輪タクシーとして知られる「トゥクトゥク」を宿泊客の送迎用に導入した。東南アジアの「庶民の足」が信州の温泉街を走る姿に注目が集まり、宿泊客らに好評だ。

 古久屋が導入したトゥクトゥクは、大型の「スーパーロングモデル」で、定員は運転手を含め10人。分類上は「側車付き二輪車」に当たり、普通免許で運転できる。

 古久屋16代目の小根沢市左衛門会長(66)はタイへの旅行経験が複数回あり、「こういう乗り物あればいいな」と思っていたという。宿の前の道路が一方通行のため、乗り降りしやすいよう右側に乗降口を設けるなどバンコクの工場まで出掛けて交渉した。

 当初は長野電鉄湯田中駅から外国人観光客の送迎に使う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外からの宿泊はほぼゼロに。代わりに宿と数百メートル離れた駐車場の間で、宿泊客を送迎するのに使っている。

 主に運転を担当する山口将さん(35)によると、近所の子どもたちにも大人気。ただ、低速で走るとハンドルが重くなり、運転席の下にエンジンがあるためお尻に熱が伝わるのが難点という。

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