4〜6品種のブドウの粒を詰め合わせた「信州宝石箱」のサンプルを持つ渡辺社長

4〜6品種のブドウの粒を詰め合わせた「信州宝石箱」のサンプルを持つ渡辺社長

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ブドウの宝石箱 東御の農園、旬を詰め合わせ

信濃毎日新聞(2020年8月27日)

 宝石のようなブドウを頑張る自分へのご褒美に―。ブドウ生産販売の「秀果園」(東御市和(かのう))が9月1日、4〜6品種のブドウの粒を詰め合わせた商品「信州宝石箱」を発売する。栽培する30種類から旬の品種を選び、1箱に200グラム、15粒ほどを入れる。新型コロナウイルス感染拡大による影響を考え、個人向けの商品として企画し、インターネット販売にも力を入れる。

 同園は、巨峰やシャインマスカット、ナガノパープルなどの定番品種から、甘みが強く粒が大きい「真沙果(まさか)」、粒が細長い「マニキュアフィンガー」などの珍しい品種まで約30種類を栽培する。これまで贈答用を中心に、都内の果物店や菓子店のほか、個人や法人の会員向けに主に直販で販売してきた。

 新型コロナ感染拡大を受け、個人のネット販売を念頭に「信州宝石箱」を企画。ブドウは600〜700グラムある房ごとの販売が一般的。1人で食べるには量が多く、複数の種類を少しずつ食べたい―との要望もあったという。外出を控えて自宅で過ごす人が多いことから、気軽にさまざまな品種を食べ比べてほしいと詰め合わせを販売することにした。

 自社のホームページで22日にネット販売を始めた。渡辺隆信社長(62)は「一粒一粒宝石のように見えることから名付けた。手を掛けて育てたブドウをお試しで味わってほしい」と話している。

 2箱(税別・送料込み2200円)、3箱(同3千円)、5箱(同4500円)から選ぶ。問い合わせは秀果園(電話0268・64・7005)へ。

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