磯部会長(右から2人目)から手取川扇状地の説明を受ける調査員3氏=白山市の獅子吼高原

磯部会長(右から2人目)から手取川扇状地の説明を受ける調査員3氏=白山市の獅子吼高原

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世界ジオ推薦手応え 白山で現地調査始まる

北國新聞(2020年8月28日)

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパーク認定を目指す白山手取川ジオパーク(白山市)の現地調査は27日、同市内で3日間の日程で始まった。日本ジオパーク委員会が世界認定の国内候補地としてユネスコへ推薦するかどうかを判断する。初日を終えた同委員会副委員長の宮原育子氏は「国内でも素晴らしいジオパークの一つ。期待している」と評価。市の関係者は順調なスタートに手応えを感じ取った。
 調査には宮城大名誉教授の宮原氏と委員の久保純子氏(早大教授)、ユネスコ世界ジオパーク審査員の古澤加奈氏らが参加し、市立博物館や千代女の里俳句館など訪れた。
 白山手取川ジオパーク推進協議会長の山田憲昭市長や担当者はジオスポットを巡るスタンプラリーなどで観光振興に生かしている事例を紹介した。調査員3氏は世界各国から訪れる人に他の日本ジオパークを紹介する展示などを提案した。
 獅子吼高原では、観光ガイド団体「加賀白山ようござった」の磯部雄三会長や地震学の平松良浩金大教授らが、手取川扇状地の成り立ちや市民がジオパークの観点から地震防災などを学んでいることも説明した。
 宮原氏は「世界的にも大事な場所だと理解されるには何が必要か、今後の調査で皆さんと一緒に考えたい」と話した。28日は一里野や白峰地域の視察、29日は市役所での関係者ヒアリングなどが予定されている。
 推薦の可否は10月下旬にも決定する見通し。

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