常虹の滝の一つ、蛇歯見の滝

常虹の滝の一つ、蛇歯見の滝

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「常虹の滝」にぎわい復活へ 守る会 駐車場周辺整備

北日本新聞(2020年8月28日)

 富山市猪谷(細入)の「常虹(とこにじ)の滝」を観光名所としてよみがえらせようと、住民でつくる「常虹の滝を守る会」(山下信市会長)のメンバーが27日、近くの公園駐車場などで整備活動を行った。土砂や落石で通行できなくなっている遊歩道の手入れも少しずつ進め、にぎわい復活を目指す。

 常虹の滝は、猪谷川と蛇歯見(じゃばみ)川の合流点にある蛇歯見の滝、不動滝、夫婦滝、五色ケ滝の総称。富山の滝37選の一つで、神通峡の涼感スポットとして人気を集めてきた。

 特に親しまれたのが、地元の食堂が滝の近くで夏季に提供した流しそうめん。お盆シーズンは順番待ちができるほどの客が訪れた。しかし、流しそうめんの営業が終了した2014年以降、観光客が減り、周辺の荒廃が進んだ。滝つぼへの道は現在封鎖されている。

 常虹の滝の将来を心配した地元住民約20人が今年3月、守る会を立ち上げた。メンバーが月1回程度、場所を決めて整備活動を行い、再生を図る。

 27日は守る会の森坂義孝事務局長らメンバー6人が参加。草刈り機や枝切りばさみなどを使って、駐車場斜面の雑草を除く作業に2時間ほど汗を流した。

 守る会では、遊歩道の土砂や落石、倒木を取り除いて安全に歩けるようにするほか、案内看板を新しくする計画。森坂事務局長は「できるところから徐々に整備を進め、名物の流しそうめんも復活させたい」と話した。

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