開館30周年を記念し開かれている企画展「白と黒の詩」=南魚沼市のトミオカホワイト美術館

開館30周年を記念し開かれている企画展「白と黒の詩」=南魚沼市のトミオカホワイト美術館

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白と黒の美しい世界 南魚沼・トミオカ美術館 30周年展

新潟日報(2020年9月1日)

 新潟県南魚沼市上薬師堂のトミオカホワイト美術館で開館30周年を記念した企画展「白と黒の詩」が開かれている。画家、富岡惣一郎の油絵と墨絵合わせて37点が展示されている。

 富岡は、黄色く変色したり、ひび割れたりしない白い絵の具「トミオカホワイト」を開発し、油絵の画家として知られる。1978年に肺の手術を受けた後、油絵を描く体力が戻るまで墨絵を制作した。

 富岡が濃い墨だけを使ったことから、ある美術評論家は「白と黒による美しい詩」と評した。この言葉から、今回の企画展名は名付けられ、木や林、雪を描いた墨絵4点が展示されている。

 初めて訪れたという埼玉県富士見市の女性(67)は「遠近法によって奥行きが感じられた」と話していた。同展は11月24日まで。入館料は500円、高校生以下250円。

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