古民家の前で談笑するプロジェクトのメンバー

古民家の前で談笑するプロジェクトのメンバー

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福光活性化へ古民家バー 地元ワイン提供、改修計画スタート

北日本新聞(2020年9月6日)

■富山国際大生、デザイン提案 

 南砺市福光地域の中山間地活性化を進める「Casa(カーサ)つむぐプロジェクト南砺」(堀宗夫代表)は、富山国際大現代社会学部の学生と協力し、築150年の古民家をワインバーに改修するプロジェクトをスタートさせた。5日は同市才川七の現地でコンセプト検討会を開き、学生が発表した案を基に内装デザインを決めた。月内に着工し、年内のオープンを目指す。

 学生の目線を取り入れ、中山間地域に人が集まる拠点をつくるのが狙い。住環境について学ぶ3、4年生が、堀さんらグループのメンバーと共に内装デザインを手掛ける。

 古民家は木造平屋建て約200平方メートル。10年以上空き家だったもので、堀さんが持ち主から譲り受けた。バーでは、福光地域で生産されたワインのほか、近くの休耕田で栽培した無農薬野菜をふんだんに使った砺波地方の郷土料理などを提供する。本年度内に宿泊スペースも併設する予定。

 この日の検討会では、学生6人が、照明や家具などのイメージを堀さんや工事関係者に発表。土間にピザ釜を設置することやぼんぼり形の照明を使うことなどを決めた。

 4年の武部奈津世さん(22)は「古民家の落ち着いた雰囲気を残しながら西洋の華やかさも取り入れ、訪れた人に驚きを与えたい」と意欲を見せた。堀さんは「福光地域の静かな環境の中で地元の食材を使った料理を味わってもらい、時間を忘れて楽しめるような店にしたい」と話した。

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