輪島市の国名勝「白米千枚田」で6日、市議や市の職員ら約40人が稲刈りに励んだ。
例年、県内外の学生が稲刈りを実施しているが、新型コロナの影響で中止になったことから有志を募って行った。参加者は、地元の耕作ボランティア団体「白米千枚田愛耕会」から指導を受け、田12枚分を刈り、稲架(はさ)に掛けた。愛耕会の堂前助之新代表(76)は「学生と一緒に稲刈りができなかったのは残念だが、作業が進んで良かった」と話した。
刈り取った稲は、19日から行われるオーナー会員やボランティアによる稲刈りの際に振る舞われる。