県酒造組合の桝田隆一郎会長ら5人が7日、北日本新聞社を訪れ、厳冬期に仕込んで春から夏にかけて熟成させた日本酒「ひやおろし」をPRした。同組合がひやおろしの「解禁日」と定める9日から、県内の日本酒メーカー17社が一斉に販売する。
ひやおろしは熟成で整った香りとまろやかな味わいが特長。720ミリと270ミリの瓶入りを用意し、ラベルは水色や桃色、黄色など淡い色で統一した。270ミリの瓶入りは15種類あり、全てまとめて購入するとオリジナル手拭い(千枚限定)をもらえる。
桝田会長は「コロナ禍で家飲みを楽しむ機会が増えた。ぜひ飲み比べてほしい」と話した。
一行は県庁も訪れ、石井隆一知事にPR。新型コロナの影響で、酒米産地の南砺市などで厳しい現状が続いているとして、支援を求めた。