匠(たくみ)の技の粋を集めた展示をじっくりと鑑賞する来場者=金沢市の県立美術館

匠(たくみ)の技の粋を集めた展示をじっくりと鑑賞する来場者=金沢市の県立美術館

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石川県立美術館 加州刀、古九谷が一堂に

北國新聞(2020年9月13日)

 石川県立美術館の企画展「いしかわの工芸歴史の厚み~加州刀(かしゅうとう)と加賀の工芸~」(北國新聞社後援)は12日、金沢市の同館で始まり、刀や古九谷、加賀蒔絵(まきえ)などの名品約70点が、「美術工芸王国・石川」に脈々と受け継がれる技の粋を伝えた。
 加賀の地では前田家の治世以前から優れた刀工が「加州刀」を製作し、刀剣の付属品として金工や漆芸、染織などの諸工芸が発展した。今展では清光(きよみつ)や兼(かね)若(わか)など名匠が手掛けた19振りの加州刀が展示された。
 加賀藩3代藩主前田利常による工芸振興策の精華として、「青手桜花散文平(あおておうかちらしもんひら)鉢(ばち)」(県指定文化財)をはじめとする古九谷や、「蒔絵和歌の浦図見台(けんだい)」(重要文化財)など加賀蒔絵の傑作も並んだ。
 開会式では1日付で着任した青柳正規(あおやぎまさのり)県立美術館長(前文化庁長官)があいさつした。10月18日まで。

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