駒ケ根市の中心市街地の商店主らでつくる団体「こまがねテラス」は19日、周辺の飲食店で買った料理を屋外のテーブルで食べる「テイクアウトパーク」をJR駒ケ根駅近くの銀座通りで開く。11店が参加し、そばやステーキ丼、ケーキなどを提供。新型コロナウイルス感染拡大で催しの多くが中止になった中心市街地で、感染症対策をしながらにぎわいづくりを目指す。
午前11時〜午後2時に開催。約100メートルの銀座通りに3人ほどで座るテーブル8台を置き、自由に使ってもらう。すし店では細巻き、精肉店ではミートパイ、カフェでは駒ケ根市産の黒ごまを使ったカレーなどを持ち帰りメニューとして用意。日本茶店は茶の割引販売をする。
7月下旬の夜には、各店の外に席を設ける取り組みをした。今回は昼間、車通りのない落ち着いた場所にまとめて席を設ける。団体の浦野利彰会長は「屋外でゆっくり食事をしてほしい。いつも楽しそうなことをやっている元気な商店街にしたい」と話している。