富山県氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんのまんがキャラクターを生かしたイベント「謎解きラリー」が19日、市内で始まる。中心市街地に掲示した「謎」を全て解くと先着1万人に特製ステッカーをプレゼント。スマートフォンにキャラクターを取り込むこともでき、「まんがのまち」の魅力に触れてもらう。来年3月31日まで。
市が昨年に続いて実施。今回は市のマスコットキャラクター「ひみぼうずくん」をメインに打ち出した。
「謎」は藤子(A)さんの複製原画を展示する潮風ギャラリーと市漁業文化交流センター、ひみ番屋街、JR氷見駅の4カ所に掲示。市内の観光施設にあるラリーシートに答えを記入し、潮風ギャラリー(午前10時~午後5時)に提出する。イベント期間終了後、抽選で5人に氷見牛5千円分の商品券と藤子(A)グッズをセットで贈る。
「謎」のある4カ所に市海浜植物園、北の橋、中の橋を加えた7カ所で、拡張現実(AR)のアプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすと「怪物くん」や「忍者ハットリくん」を含むキャラクター10種類を取り込める。全部集めると特典画像を入手できる。
市はマスク着用など新型コロナウイルス対策を取っての参加を呼び掛けている。問い合わせは市観光交流課、電話0766(74)8106。