「hiyakan」(手前)を前に記者会見する(左から)由井さん、国安さん、土屋さん

「hiyakan」(手前)を前に記者会見する(左から)由井さん、国安さん、土屋さん

長野県 軽井沢・佐久・小海線沿線

熱かんにも冷やにも調節できる酒器 佐久の酒蔵と首都圏の企業が開発

信濃毎日新聞(2020年9月18日)

 ウェブ制作や商品企画を手掛ける会社「ナードワード社」(東京)、デザイン会社「KISO」(横浜市)、土屋酒造店(佐久市)がタッグを組み、日本酒の温度を熱かんにも冷や酒にも変えられる新たな酒器「hiyakan(ヒヤカン)」を作った。新型コロナウイルス感染拡大で日本酒業界が苦境にある中、「家飲み」を楽しくする器で応援する狙いだ。

 ナードワード社の国安淳史社長(43)=佐久市出身=が、幼なじみの土屋聡・土屋酒造店社長(44)から新型コロナの影響を聞いたのが製作のきっかけ。スズ製の酒器を冷温機の上に置くヒヤカンは、半導体の力により電源を入れてから約30分で、酒器に注いだ日本酒を熱かん(55度)や冷や(10度)の温度に変えられる。

 量産費用を確保するため、クラウドファンディングのサイト「マクアケ」で資金調達を実施中。協力者へのリターン品として、ヒヤカンの他、土屋酒造店が特別に仕込む純米吟醸も用意している。

 17日、2人と佐久市で記者会見した県酒造組合の「信州の酒PR大使」由井志織さん(39)=佐久穂町=は、時間をかけて温度が変わる中で香りや味わいの変化を楽しめるとし「お酒の成長を楽しめる感じがとてもいい」と語った。

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