初舞台で熱演する今井さん

初舞台で熱演する今井さん

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久々の定期公演 飯田人形劇場沸く

信濃毎日新聞(2020年9月21日)

 飯田市のNPO法人いいだ人形劇センターなどは20日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため自粛していた定期公演を市内の飯田人形劇場で7カ月ぶりに再開した。地域のアマチュアに発表の場を提供する狙いで、年に7回開催。この日は、3人が一人芝居を熱演し、親子連れら約50人が大きな拍手を送った。
 公演は事前予約制で、入り口では検温を実施。この日が初舞台となったライター・水引作家の今井啓(あきら)さん(46)=飯田市上郷黒田=は、オリジナル作品「起きろ!」を上演した。遠足バスの出発時間が迫るサトシを起こそうと、目覚まし時計や電気スタンドなどが奮闘する物語。今井さんは途中息を切らせながらも表情豊かに演じ切り、会場を沸かせた。
 家族で訪れた飯塚恵さん(35)=同市鼎上山=は今夏の「いいだ人形劇フェスタ」が中止になったことに触れ「とても楽しそうに演じる姿に元気をもらった」。同法人事務局の坂本美帆さん(51)は「出演者やお客さんが互いに息遣いを感じられる、生で見る良さがある」と話していた。次回の定期公演は10月17日に予定している。

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