リンゴの色や傷などを確かめて選果する作業員たち=22日午前10時6分、長野市大町のながのフルーツセンター

リンゴの色や傷などを確かめて選果する作業員たち=22日午前10時6分、長野市大町のながのフルーツセンター

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リンゴが届ける復旧の便り 長野の集出荷施設

信濃毎日新聞(2020年9月23日)

 昨年の台風19号で高さ約1・3メートルまで浸水した長野市大町の果実などの集出荷施設「ながのフルーツセンター」が22日、新たなスタートを切った。復旧が完了し最新式の選果機が稼働、被災した同市長沼地区などで収穫されたリンゴ「秋映」の出荷に向け、箱詰めをした。運営するながの農協(本所・長野市)は「ここから全国に高品質なリンゴを届けたい」としている。

 午前9時に選果機が動き始め、作業員がラインを流れるリンゴの色や傷を点検。カメラで大きさや形状を、光センサーで糖度を測り、手作業と自動装置の両方で試験的に約2百箱に詰めた。最大で1日5千箱詰めることができ、うち4割は機械で対応できる。

 この日詰めたリンゴの一部は、県NPOセンターなどが参加した被災農地復旧支援の「信州農業再生復興ボランティアプロジェクト」に参加した人へのお礼にしたり、7月豪雨で被災した熊本県の農協に贈ったりする。ながの農協の宮沢清志組合長は「復旧は道半ば。センターを生かしておいしいリンゴを多くの人に食べてもらいたい」と話した。

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