黒部市生地地区のくろべ名水公園に東屋(あずまや)が設けられ、26日に完成式が行われるのを前に、地元の生地小学校の6年生26人が24日、公園の清掃活動を行った。
公園は清水(しょうず)が湧き出る水飲み場などがあるが、太陽光で藻が生えるため、頻繁に清掃する必要があった。負担軽減のため、生地自治振興会(漆間中郎会長)が市や県の協力を得て、水飲み場を覆うように東屋を建設。資材はYKKから寄付を受けた。
生地小児童は例年、5月と8月に公園を清掃しているが、今年は新型コロナの影響で中止となったため、6年生の思い出づくりの意味も込めて実施した。
児童は、地域振興グループ「生地あいの会」の今浜保会長のアドバイスを受けながら、水飲み場の水槽や水路を磨いた。落ち葉を掃いたり、側溝のごみを拾ったりもした。
終了後、生地あいの会が手作りの水だんごを振る舞った。