自転車を持ち込める特別列車を使ってサイクリングを楽しむイベント「あいの風とやま鉄道サイクルトレイン」が27日行われた。県内各地から参加した19人が富山市の東富山駅から鉄道で黒部駅に向かい、黒部市から富山市までの自転車旅を満喫した。
あいの風とやま鉄道の利用促進と沿線の魅力をアピールすることを目的に、同社と北日本新聞社が実施し、今回で3回目。海岸沿いを結ぶ約30キロのコースを設定した。
荷棚や床に自転車を固定する器具を取り付けた2両編成の車両を運行。東富山駅で自転車と共に乗車した参加者は黒部駅で降り、自転車で富山競輪場(富山市岩瀬池田町)を目指した。
母親と参加した富山市新庄北小学校5年の宮越慧君(11)は「長い距離をサイクリングできてうれしい」と話した。