スマートフォンで自作したアプリを確認する三ツ村さん(中央)と吉田さん(左)=大聖寺実高

スマートフォンで自作したアプリを確認する三ツ村さん(中央)と吉田さん(左)=大聖寺実高

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大聖寺実高生アプリ 山中温泉クイズで学ぶ

北國新聞(2020年9月29日)

 加賀市山中温泉の歴史や文化を楽しく学んでほしいと、大聖寺実高情報ビジネス科の3年生2人が28日までに、スマートフォン用のクイズアプリを作り、配信を始めた。文献などを参考に考えた全150問の4択問題を用意し、手軽に郷土の知識を養える。2人は12月に控える第8回加賀ふるさと検定(北國新聞社後援)の受験勉強にも活用してもらいたいと期待を込めている。
 クイズアプリは「山中温泉やまなか検定」と銘打った。三ツ村殊美さん(18)と吉田彩華さん(18)が課題研究の授業の一環でプログラミング技術を学びながら開発した。
 アプリでは150問の中から無作為に10問が出され、四つの選択肢から回答する。全問を解き終えると得点が表示される仕組みで、友人同士で競い合いながら知識を深められるようにした。
 問題は山中温泉の名所や山中漆器、九谷焼、こいこい祭(まつり)、アイスストリートなど幅広い素材を取り上げた。山中節にちなんだオリジナルキャラクター「山中節(せっ)ちゃん」と「小唄姉さん」のイラストも登場する。
 同校は毎年、加賀ふるさと検定を団体で受験している。今年は12月20日に加賀商工会議所で行われる予定で、受験者にアプリを活用してもらいたい考えだ。アプリは「グーグルプレイ」で無料配信している。
 三ツ村さんによると、開発中にシステムのエラーが続き、仕上げまでが大変だったという。三ツ村さんは「松尾芭蕉のような有名人が訪れていたことを知り、近くの温泉地がさらに身近に感じられた」と振り返った。
 吉田さんは問題の素材を探すのに苦労したとし「山中温泉に対する興味が深まる内容にした。多くの人にアプリを活用してほしい」と話した。

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