養浩館庭園でハープ演奏の収録に臨む広部さん=9月28日、福井県福井市宝永3丁目

養浩館庭園でハープ演奏の収録に臨む広部さん=9月28日、福井県福井市宝永3丁目

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養浩館庭園でハープの演奏収録 福井県福井市の名勝 動画配信へ

福井新聞(2020年9月29日)

 福井県福井市の国の名勝養浩館庭園で9月28日、ハープ演奏の収録が行われた。新型コロナウイルス禍で屋内での演奏会を開けなくなった同市のハープ奏者広部正雄さん(79)が、オンライン配信用の演奏動画を撮影した。市文化振興課は「密を避けやすい屋外施設を文化芸術活動に使ってほしい」と市施設の活用を呼び掛けている。

 広部さんは福井赤十字病院で月1回、音楽仲間3人と「こころの薬箱コンサート」と題した演奏会を開いてきたが、新型コロナ禍で今年1月以降は開催できないでいる。代わりにメンバーがそれぞれ撮影した演奏動画をフルート奏者代田純子さんが編集し、6月からサイト「ユーチューブ」に投稿している。

 養浩館庭園での収録は広部さんが「北陸新幹線福井開業を前に福井の素晴らしさを発信したい」と市に相談して実現した。来園者が比較的少ない早朝に「乙女の祈り」など3曲を演奏。さわやかな風で木々が揺れ、鳥がさえずる庭園にハープの優しい音色が響いた。

 広部さんは「日本庭園ランキングでトップ10入りを続ける歴史ある庭園で演奏させてもらいありがたい。ハープは自然美と融合する楽器なので、演奏していて気持ちよかった」と話していた。

 市文化振興課は歌や楽器演奏、演劇、ダンスなど文化芸術活動の公演や収録、練習に使える屋外施設22カ所をホームページで紹介している。問い合わせは同課=電話0776(20)5367。

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