本気丼のメニュー「牛タン重」を持つ「鮮極」の岡田侑店長=南魚沼市六日町

本気丼のメニュー「牛タン重」を持つ「鮮極」の岡田侑店長=南魚沼市六日町

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今年もマジでウマい! 「本気丼」企画スタート 南魚沼市

新潟日報(2020年10月1日)

 南魚沼産コシヒカリをPRしようと、新潟県南魚沼市の飲食店が特製丼を販売する恒例キャンペーン「本気(まじ)丼」が1日にスタート。飲食業界は新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けており、関係者は大きな期待を寄せる。

 お隣の十日町市では、20の飲食店が地元の妻有地域の食材を使った丼物「おら丼」を売り出し中。ライバル出現による相乗効果も期待される。

 キャンペーンは2015年に始まり、6年目。味が自慢の地元産コシを使い、大盛りを無料にするサービスが人気を集めている。昨年は8~12月の5カ月間で5万6千食、6900万円の売り上げがあった。

 例年は夏に始めるが、今年は新型ウイルスの影響を考慮して、10月から来年2月の5カ月に期間を設定。51店舗が58種類の料理を販売する。料理は和洋中がそろい、価格は税込み700円から2475円までさまざまだ。

 主催する南魚沼市観光協会は「今年は新米シーズンに合わせて始め、飲食店を活気づかせたい。3密を防いでいるし、テークアウトもできるので、ぜひ足を運んでほしい」とアピールしている。

 同市駅前の「鮮極」は今年、初参加する。観光客をターゲットに昨年10月、目抜き通りに移転したが、異常少雪や新型ウイルスの影響で客足は伸び悩み、1日の売り上げが5千円の日もあった。それだけに、岡田侑店長(25)は「おいしい料理をたくさんの人に楽しんでほしい」と巻き返しを狙う。

 メニューの「牛タン重」は150グラムの厚切りの肉を10日間ほど熟成させ、低温で調理した後、炭火で焼いた。値段は1738円と少し高めだが、岡田さんは「程よい軟らかさで炭の香りも残した。味には自信がある」と胸を張る。当初は夜だけの営業だが、人気が出てくればランチの販売も検討したいという。

 本気丼の参加店の料理を紹介する冊子は六日町駅、浦佐駅の観光案内所や道の駅南魚沼、スキー場などで無料で配布される。公式ホームページでも見ることができる。問い合わせは同市観光協会、025(783)3377。

詳細情報

リンク
【公式】南魚沼、本気丼|日本一のコシヒカリ、日本一の大盛マジ丼 https://majidon.jp/
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