ライトアップされ、幻想的に浮かび上がる養浩館庭園=10月2日、福井県福井市宝永3丁目

ライトアップされ、幻想的に浮かび上がる養浩館庭園=10月2日、福井県福井市宝永3丁目

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秋夜に浮かぶ光の庭園 福井・養浩館ライトアップ

福井新聞(2020年10月3日)

 秋の紅葉シーズンを前に、福井市の国名勝、養浩館庭園で10月2日、ライトアップが始まった。色づき始めたモミジや築山が池に映り込み、日中とはひと味違う雰囲気を醸している。

 庭園は約50基の照明に照らされ、外壁には来園者を誘導するようにあんどんも設置された。虫の音や時折コイの跳ねる音が響く幻想的な空間に、来園者は見入っていた。市内から訪れた男性(60)は「ほんのりモミジが色づいて、秋の訪れを感じる。天気も良いし写真に収めたい」とカメラを構えていた。

 ライトアップは11月23日までの金土日曜と祝日、祝前日の午後5時から同8時半(入園は同8時まで)。入園料は220円(中学生以下、70歳以上無料)。10月17、18日は宝永地区の児童や住民が手作りしたあんどんを展示する。問い合わせは市文化振興課=電話0776(20)5367。

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