「さかほまれ」を使った日本酒の品質を確認する審査員=10月6日、福井県福井市のザ・グランユアーズフクイ

「さかほまれ」を使った日本酒の品質を確認する審査員=10月6日、福井県福井市のザ・グランユアーズフクイ

福井県 福井・永平寺

さかほまれの酒 雑味なし 福井県酒造組合がきき酒研究会

福井新聞(2020年10月7日)

 福井県酒造組合は10月6日、新しい県産の酒米「さかほまれ」を使った日本酒の「きき酒研究会」を福井市内のホテルで開いた。金沢国税局の鑑定官らを招き、今年4月に販売を始めた県内17蔵元の日本酒17点の品質を確認。同国税局は「軽やかで雑味のない味わい。想定以上の出来栄え」と講評した。

 さかほまれは、県農業試験場と同組合が開発した大吟醸向けの酒米。1年目の今年は、17蔵元が4合瓶約3万本分を製造した。

 研究会には、同国税局や県食品加工研究所のほか県内の各蔵元から約40人が参加。17の大吟醸酒(純米大吟醸酒を含む)を審査し、味や香りなどを総合して3段階で評価した。

 同国税局鑑定官室の佐藤泰崇室長は「軽快な後味と、すっきりとした香りが特徴的。蔵元ごとに品種の良さをきちんと引き出しており、1年目の及第点は超えている」と高く評価した。

 審査後は、これから酒造期に入る各蔵元に向け講評を行った。同組合によると、2年目は約2倍の約6万本分を販売する予定。

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