宿泊プラン利用者と共に休日を過ごす引退競走馬のドリームシグナル=珠洲市三崎町細屋

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引退競走馬24時間一緒に 珠洲・鉢ケ崎ケビン、馬場を整備 来月から宿泊プラン

北國新聞(2020年10月9日)

 珠洲市蛸島町の鉢ケ崎リゾート振興協会は11月から、1棟貸しの宿泊施設「鉢ケ崎ケビン」に馬場(ばば)を整備し、24時間馬と過ごせる宿泊プランを提供する。引退競走馬を管理している農場タイニーズファーム(同市三崎町細屋)が協力する。馬との触れ合いに心身の癒やしを求める人のニーズを取り込み、将来的にホースセラピーの拠点として活用していく。
 鉢ケ崎ケビンは「日本の渚(なぎさ)百選」に選ばれた鉢ケ崎海岸沿いの松林にあり、利用者に森林セラピーを提供するなどの取り組みを行ってきた。タイニーズファームは7月、2008年に日本中央競馬会(JRA)の重賞(GⅢ)シンザン記念を制した15歳の雄ドリームシグナルを受け入れ、珠洲の観光資源とする活用策を模索している。
 馬場は約50平方メートルでケビンのテラスに接しており、宿泊中、利用者は自由に馬と接することができる。当面は乗馬経験者などに絞り、段階的に一般の利用客を受け入れる。8日までに1組の宿泊が決まっている。
 ドリームシグナルの「珠洲移住」は、引退馬による地域おこしを目指すホースコミュニティ(滋賀県栗東市)が打診し、実現した。代表理事を務める角居勝彦さん(金沢市出身)はJRAの最多勝利調教師賞を3度獲得した現役調教師で、タイニーズファームでの厩舎(きゅうしゃ)建設に向け、クラウドファンディングも実施している。宿泊プランはその特典となる。
 鉢ケ崎リゾート振興組合の担当者は「珠洲の自然を楽しむ新しい試みになる」と意気込んでいる。

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