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敦賀市金ケ崎の「ミライエ」 イルミネーション準備着々

福井新聞(2020年10月18日)

 福井県敦賀市金ケ崎緑地で11月3日から始まるイルミネーションイベント「ミライエ」に向けた発光ダイオード(LED)電球の設置作業が10月17日、同緑地で始まった。

 ミライエは「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会が街のにぎわい創出などを目的に、2014年から毎年開いている。市の補助や企業協賛金を得て行っており、近年は5万人以上が訪れている。

 昨年と同様に約55万球が点灯する予定で、海をイメージした芝生の青色LEDや、長さ約70メートルの光のトンネルが登場する。今回初めて、光る球体が並ぶ"インスタ映え"を狙ったスペースを設けるほか、敦賀高生が作った光る造形物4点の展示を予定している。

 17日は同委員会やミライエ運営委のメンバーら約20人が作業に臨んだ。小雨が降る中、芝生やアーチに丁寧に電球を設置していた。月末までに作業を終えるという。

 ミライエの開幕日は、近くの資料館「人道の港敦賀ムゼウム」開館日でもあり、金ケ崎周辺で多くのイベントが催される。ミライエ運営委の宇野精浩委員長は「日中、訪れた人たちに、夕方からのミライエを見てもらうことで、少しでも敦賀に長くとどまってもらえれば」と期待している。

 点灯は午後6時ごろで、12月25日まで開催予定。

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