店先に掲げられた小行燈とにぎわう商店街=2019年10月、近江町市場

店先に掲げられた小行燈とにぎわう商店街=2019年10月、近江町市場

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大行燈まつり開催決定 近江町市場商店街組合、29日から

北國新聞(2020年10月20日)

 近江町市場商店街振興組合は、中止を含め対応を検討していた秋恒例の大行燈(あんどん)まつりを29日~11月10日に開催する。新型コロナに対応したイベントを実施する商店街に最大300万円を支援する国の事業「GoTo商店街」に採択されたことが決め手となった。新たにスタンプラリーとアンケート調査を組み合わせた企画を実施し、課題である子育て世代の誘客につなげる。
 まつりは毎年10月中旬に開かれ、2基の大行燈と70基以上の小行燈が商店街を彩る。1週間に10万人以上の客が集まる金沢の秋の風物詩となっている。今年は3密回避のため、メインイベントのマグロの解体販売や抽選会を中止する。
 それらの代替事業であるスタンプラリー企画は、参加者が買い物金額に応じて得られるスタンプを集めてアンケートに答えると、抽選で魚や肉、商品券がもらえる。
 アンケート結果は、今後の商店街運営に役立てる狙い。スーパー進出などで商店街の客離れは深刻で、客の高齢化が進んでいる。親子料理教室の開催、フリーペーパー「お!のある暮らし」の発行、キャッシュレス決済導入などに取り組んでおり、アンケートの分析結果を基に特に子育て世代をターゲットにした運営を検討する。
 期間中、好評を得ている「おみちょ元気回復商品券」の利用促進を狙った商品も売り出し、子どもの絵画コンクールや11月6日のカニ漁解禁をPRする広告も配布する。
 組合は今年、各店舗の売り上げ減少を考慮し、イベント用の負担金の回収を見送っていた。祭りの費用捻出に頭を悩ませていた中、GoTo商店街の事業採用はまさに「渡りに船」となった。
 江口弘泰事務長(63)は「祭りを通して身近な市民にお買い物に来てもらい、近江町を元気にしていきたい」と話した。

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