再建から50周年の節目を迎えた高島公園内の高島城天守閣

再建から50周年の節目を迎えた高島公園内の高島城天守閣

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高島城、市民に守られ50年 天守閣復興記念事業始まる

信濃毎日新聞(2020年10月20日)

 諏訪市の高島城天守閣は今年、復興から50周年の節目の年。天守閣では18日、「御城印」や記念誌の販売、企画展といった市による記念事業も始まった。多くの人に向けて、市民に親しまれてきた城の歴史を発信している。

 1970(昭和45)年再建の高島城天守閣は3階建ての鉄筋コンクリート造。高島藩ゆかりの資料を展示し、最上階のバルコニーからは諏訪湖が一望できる。A5判48ページの記念誌では、天守閣の特徴を紹介。豊臣秀吉に仕えた日根野氏が1598(慶長3)年に築いた城の歴史や、コンピューターグラフィックスによる江戸時代の本丸御殿の再現画像、市民が主導した天守閣復興の運動も記している。

 来年5月23日まで開催予定の企画展でも、天守閣復興の歩みをパネルで紹介。岡谷市長地小学校で保管してきた、1915(大正4)年ごろに作られた高島城天守閣の木造模型も展示している。「復興に関わったいろんな人の努力を振り返ってほしい」と、担当した一般社団法人「大昔調査会」(諏訪市)の高見俊樹理事長(63)。期間中、諏訪市民は無料で見学できる。

 18日開催の復興50周年式典には、高島藩主の諏訪家15代当主諏訪忠則さん(57)=東京都=も駆け付け、企画展を見学。諏訪さんは50年前の完成式典に参加し、天守閣前にある「復興碑」の除幕をしたという。「城が守られてきたのは市民のおかげ。今後もさらに発展させてもらいたい」と期待していた。

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