ドローンのデモ飛行をする関係者

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「ドローンパーク」開業 イオックス・アローザスキー場

北日本新聞(2020年10月21日)

 ドローンの練習場「ドローンパーク」が20日、南砺市才川七(福光)のイオックス・アローザスキー場にオープンした。多彩な分野で利用が広がるドローンの需要の高まりに対応するとともに、広大なスキー場の有効活用につなげる。

 同スキー場にはかねてから、敷地内でドローンを飛ばしたいという要望が多く寄せられていた。操縦者を養成する「ドローンスクール」を開校した南砺自動車学校(同市高宮・福光)の提案を受け、パークを設置することにした。

 同スキー場の職員2人が同校で、安全管理団体「日本UAS産業振興協議会(JUIDA)」の資格を取得。駐車場とゲレンデ中腹の2カ所に飛行可能エリアを設置した。

 今年は試験運用期間とし、利用者登録は国土交通省が認定する団体(JUIDAやDPAなど)の有資格者が対象。12歳以上であれば2人まで同伴が可能で、操縦も楽しめる。営業はスキーシーズン前の11月29日までで、期間が短いため登録料は1500円とする。営業時間は午前9時から午後3時まで。

 20日はオープニングセレモニーが開かれ、同スキー場を運営する医王アローザの北島清社長が「活用が広がるドローンの普及に役立ててもらい、グリーンシーズンの充実を図りたい」とあいさつした。デモ飛行も行われた。

 県内スキー場でのパーク設置は、富山市原(大山)の立山山麓スキー場に続き2カ所目。

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