金地に描かれた地図屛風など金で装飾、加工された43点が並ぶ展示会場=10月24日、福井県小浜市の県立若狭歴史博物館

金地に描かれた地図屛風など金で装飾、加工された43点が並ぶ展示会場=10月24日、福井県小浜市の県立若狭歴史博物館

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金を使った若狭地域ゆかりの美術工芸品展 福井県立若狭歴史博物館

福井新聞(2020年10月25日)

 金を使った若狭地域ゆかりの美術工芸品にスポットを当てた特別展「金色(こんじき)の煌(きら)めき~金に彩られた若狭のたから~」が10月24日、福井県小浜市の県立若狭歴史博物館で始まった。11月23日まで。

 5、6世紀(古墳時代)の冠や耳飾り、8~16世紀(奈良~室町時代)の仏像や仏画、17~19世紀(江戸時代)の衣装や婚礼道具、祭礼の山車の飾りなど豪華、荘厳な43点を展示している。

 金製品が日本に伝来したのが紀元1世紀ごろとされ、時代とともに加工技術が向上。権威付けや信仰心の表れ、見た目の美しさの追求など、趣向の違いにも触れることができる。

 「鉄線蒔絵膳椀類(てっせんまきえぜんわんるい)」は小浜藩主の酒井忠勝夫人所用のきらびやかな本膳や飯椀、茶台、箸など。重要文化財「世界及日本図屛風(せかいおよびにほんずびょうぶ)」は小浜の廻船問屋(かいせんどんや)に伝来した金地の屛風。世界図は大西洋を中心にポルトガルからの航路が描かれている。

 若狭神宮寺(小浜市)がかつて所蔵していた国宝「蓮唐草蒔絵経箱(はすからくさまきえきょうばこ)」は31日からの展示。平安時代のもので、現在は奈良国立博物館が所蔵。小浜への"里帰り"は37年ぶりとなる。

 観覧料は一般400円、高校・大学生300円、小中学生200円。午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。11月9日は休館。

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