福井城址を生かしたまちづくりに取り組む市民グループ「木曜お堀の会」は10月25日、時代衣装を着て記念撮影するイベント「きせかえ福居屋」を福井県福井市中央公園で開いた。訪れた子どもや外国人らが武将や貴族気分を味わった。
同会は「みんなで活(い)かそう中央公園」をテーマに、ライトアップやイベントを行っている。「きせかえ福居屋」は、春のふくい桜まつりで開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、秋に開いた。
男性はかぶとや陣羽織、女性は打ち掛けや市女がさを身に着け、越前時代行列で使われていたかごの前で記念撮影。かごに乗って殿様やお姫様気分も味わった。
家族で訪れた女子児童(8)は「かわいくなれてうれしかった」と喜んでいた。