金沢港開港50周年の節目となる11月1日から港のライトアップが拡充されることになり、29日、試験点灯が行われた。加賀五彩の「臙脂(えんじ)、藍、黄土、草、古代紫」の5色が5分間隔で切り替わり、港一帯を幻想的に照らした。
石川県は、クルーズターミナル周辺や対岸の五郎島ふ頭、金沢港大橋など湾岸を囲むように発光ダイオード(LED)ライト計314基を設置した。クルーズターミナルや駐車場の一部区間や、戸水ふ頭のサイロと上屋、ガントリークレーン2台には計49基新設。毎日、日没から午後9時まで点灯する。
金沢港は1970(昭和45)年11月1日に開港した。県は開港50周年式典を11月29日午前11時から、クルーズターミナルで行う。