国の商店街支援事業「ＧｏＴｏ商店街」に採択された近江町市場の大行燈（おおあんどん）まつりが２９日始まり、入り口や店先に飾られた大小７０基の行燈が市場内を活気づけた。１１月１０日まで、買い物スタンプラリーなどを実施する。
　スタンプラリーは買い物した３店のスタンプを集めてアンケートに答えると、抽選で食品や商品券がもらえる。アンケートの結果は子育て世代の誘客につなげる計画で、初日から地元客や観光客が用紙を手に鮮魚店や青果店、飲食店を巡った。
　今年は新型コロナウイルス感染対策のためマグロ解体などは中止となった。市場商店街振興組合の江口弘泰事務長は「その分、開催期間を長くしており、大勢の人に足を運んでもらいたい」と話した。