下諏訪町の日本電産サンキョーオルゴール記念館「すわのね」は、11月10日の「いい音・オルゴールの日」に合わせた特別展「現代に受け継がれるオルゴールの音色」を開いている。永守文化記念財団(京都市)所蔵のオルゴールの中から、19世紀後半から20世紀初頭に作られた14点を並べた。
レバー操作で曲を奏でるシリンダーが切り替わる「リボルバーボックス」という機構を持つオルゴールや、演奏するディスクを自動で交換するタイプのオルゴールなどを展示。11月7〜23日には、踊るように回転する西洋のからくり人形「オートマタ」も合わせて置く。
いい音・オルゴールの日は、オルゴール記念館などが「オルゴールの魅力を発信する日」として日本記念日協会(佐久市)に申請し、2008年に認定された。
特別展は12月13日まで。原則月曜休みで午前9時〜午後5時。入館料千円(小中学生は500円)。