長野市松代地区で、イルミネーションなどを通じて地域活性化に取り組む催し「長野デザインウィークin松代」が30日にスタートする。28日夜、松代城跡で試験点灯があった=写真。江戸時代に松代藩を治めた真田家の家紋「六文銭」を石垣に映し出し、太鼓門にも映像を投影。幻想的な景色を演出した。
市内の善光寺表参道一帯のライトアップなどを行う催し「長野デザインウィーク」の一環。今年は松代地区にエリアを広げた。市インバウンド・国際室の市村洋室長は「昨年の台風19号災害や新型コロナウイルスの感染拡大で沈みがちな気持ちを明るく照らしてくれるはず」とPRした。
松代城跡は30日〜11月3日の午後6〜9時に照らす。地区内の国史跡「真田邸」中庭も同様にライトアップする。