流行病を退散させようとする江戸時代の人々を再現した「人形飾り物展」=松本城本丸庭園

流行病を退散させようとする江戸時代の人々を再現した「人形飾り物展」=松本城本丸庭園

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江戸期の流行病、人形で再現 松本城本丸庭園

信濃毎日新聞(2020年10月30日)

 松本市の松本城本丸庭園で11月4日まで、恒例の人形飾り物展が開かれている。新型コロナウイルスの感染が広がる中、江戸時代末期に流行したコレラにちなんだ飾り付けを企画。疫病退散を願う人々を表現した。

 松本城管理事務所によると、コレラが流行した1858(安政5)年と1862(文久2)年の二つの場面に分けて人形を展示。諏訪大社秋宮で神頼みをする様子、流行病を払うために陽気に振る舞うよう求める松本藩のお触れに従って祭りを開いた様子を再現した。華やかな飾りを背景に、演奏や踊りをする姿の人形が並ぶ。

 制作と飾り付けは「穂高人形保存顕彰一真会」が担当。展示を企画した松本城管理事務所研究専門員の南山孝さんは「対処法は異なるが、流行病の収束を願う気持ちは今と同じ。コロナを皆で乗り越える気持ちになってほしい」と話している。

 本丸庭園への入園は、松本市民は無料。その他は大人700円など。

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