今年も販売開始から人気を集めている「吉川ナスはまなみそ」=福井県鯖江市桜町3丁目の道の駅「西山公園」

今年も販売開始から人気を集めている「吉川ナスはまなみそ」=福井県鯖江市桜町3丁目の道の駅「西山公園」

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伝統吉川ナスのはまなみそ人気 鯖江・道の駅西山公園

福井新聞(2020年10月30日)

 福井県鯖江市の道の駅「西山公園」のオリジナル商品で、市内の伝統野菜「吉川ナス」を使った「吉川ナスはまなみそ」が今年も登場した。多い日で1日120個近く売れる人気を見せている。

 はまなみそは福井の冬の伝統食で、ナス、大豆、シソの実などが入ったおかずみそ。国の「地理的表示(GI)保護制度」に登録されている吉川ナスは出荷時期が6~10月で、冬場のPRにと、道の駅の伊藤努駅長が2018年に開発した。

 ナスのカットや塩漬けといった仕込みを道の駅で行い、その後の工程はみそ製造販売の米五(福井市)が担った。今年は9月末から販売を開始。伊藤駅長によると、20個ほどまとめて買うリピーターもいるという。

 1個140グラム、税別480円。伊藤駅長は「甘くて癖がなく、田楽みそのような味わい。食べやすいので年代を問わず味わって」と話している。

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