小松市の粟津温泉商交会の「日本遺産小松の石彫刻展」(北國新聞社後援)は30日までに、同市粟津町の「あわづおっしょべ広場踊ろっさ」など粟津温泉一帯の5カ所で始まった。滝ケ原石や観音下(かながそ)石など地元産の石を生かした約80点が飾られ、観光客らの目を引いた。
金沢市民芸術村で活動する「石川の石を彫ろう会」メンバーが「コロナ終息への願い」をテーマに、疫病退散の御利益があるとされる妖怪「アマビエ」やカエル、鳥など表現した力作を寄せた。
新型コロナ対策で会場を分散して粟津温泉一帯を巡ってもらい、小松の石文化をPRする。11月8日まで。