児童が作ったカボチャのランタンが並ぶトンネル

児童が作ったカボチャのランタンが並ぶトンネル

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篠ノ井線跡、ハロウィーンの風情 安曇野・明科のトンネル内

信濃毎日新聞(2020年10月31日)

 安曇野市明科地域の旧篠ノ井線廃線敷に残る三五山(さごやま)トンネル内に、地元の小学生がカボチャをくりぬいて作ったランタンが並べられ、幻想的な雰囲気で来場者を楽しませている。JR東日本長野支社が主催する散策イベント「駅からハイキング」(30日〜11月1日)の一環。参加者が歩くトンネルは明治時代のれんが造りで、冷たい風が通り抜けるため「ハロウィーンのイメージに合う」と飾り付けた。

 ランタンは市内の明北小5年と明南小6年の児童が制作。中身を取り除いた観賞用カボチャにナイフで穴を開け、中にLEDランプを入れた。トンネル内に約80個が並び、暗がりに不気味に笑うカボチャの姿が浮かび上がった。

 ランタンの公開は1日までの午前9時〜午後3時。松本市内から訪れた60代女性は「ムードがあってとてもいい。笑ってるカボチャ、怒っているカボチャなど、一つ一つに個性がある」と喜んでいた。

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