福井県内各店の特色ある丼が味わえる「福丼県フェス」が11月1日、福井県福井市のハピテラスで開かれた。キッチンカーを含め7店が10種類以上の丼を提供。午前10時の開場時には約30人が列をなし、会場はボリューム満点の丼に舌鼓を打つ家族連れなどでにぎわった。
福井市、鯖江市、坂井市の飲食店6店が、ステーキ丼や天津丼、ローストポーク丼などを販売した。ユーリンチー丼などを振る舞うキッチンカーもにぎわいを見せた。唐揚げやポテトフライなどのサイドメニューもあり、来場者は思い思いの取り合わせで丼料理を満喫した。
家族5人で立ち寄った福井市の会社員の男性(37)は「家族でシェアしながら、いろんな味が楽しめた」と話し、長男の男児(6)も笑顔でソースカツ丼を頬張った。妻と訪れた福井市の30代男性はステーキ丼を注文。「過ごしやすい気候で、いいお昼を過ごせた」と穏やかに話していた。
福丼県プロジェクト実行委員会の主催で、フェスの開催は本年度2回目。共催した日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で、プラスチック容器を使わないなど、海洋ごみ問題に配慮したイベントとして実施した。