大勢の来場者でにぎわう「国8空活」の会場=11月1日、福井県敦賀市神楽町1丁目

大勢の来場者でにぎわう「国8空活」の会場=11月1日、福井県敦賀市神楽町1丁目

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敦賀市「国道8号」新空間に活況 福井県、まちなか歩道利活用イベント

福井新聞(2020年11月2日)

 福井県敦賀市中心部の国道8号の4車線を2車線化したことに伴い、歩道や交差点に整備された歩行空間の利活用イベント「国8空活(くうかつ)(国道8号空間利活用)」が1日開かれた。小物やアクセサリー、食などのテントやケータリングカーが並ぶ市場や、ライブ会場となった新空間を、大勢の市民らが思い思いに楽しんだ。

 2車線化したのは元町―白銀交差点の約900メートル区間。歩道の幅は従来より2メートルほど広がり、各交差点付近にはイベントなどに使える広場が設けられた。この新たな空間を、にぎわいを生む舞台にするきっかけにしてもらおうと市が主催した。

 気比神宮交差点付近は「OSANPO SANDOU(おさんぽ参道)」と銘打ち、タピオカドリンクやタコスなどの店に行列ができた。手ぬぐいや革製小物などの雑貨をのんびりと品定めする人もいた。

 交差点から西へ延びる神楽町1丁目商店街では「けひさんアートマルシェ」が開かれ、既存店と県内外の計70店が食や雑貨、盆栽などを並べた。

 野外音楽ライブイベント「敦賀オンフェス」は本町1丁目―本町交差点間西側の歩道を会場に開催。嶺南地域で活動するロックバンドやアコースティックギターのソロ奏者が多彩な楽曲で盛り上げた。コロナ禍で発表の場を奪われていた電子オルガンなどを習う児童や生徒たちも生き生きと演奏。国道8号を挟んだ東側では「フードフェス」と題して、たこ焼きやおでん、カレーショップのテントが軒を連ね、音楽に耳を傾けながら舌鼓を打つ家族連れもいた。

 渕上隆信市長は「久しぶりに大勢の笑顔を見ることができた。コロナの新様式の下でもできるイベントを感じてもらい、にぎわいづくりのきっかけになればうれしい」と期待していた。

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