鋳型作りに取り組む参加者

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「世界に一つ」の醍醐味を 高岡、鋳物体験参加者募集

北日本新聞(2020年11月4日)

 「やさしい・いものプロジェクト」の本年度講座が、高岡市の富山大芸術文化学部で始まり、市民が自由な発想で鋳物制作を楽しんでいる。ものづくりの魅力を広く知ってもらい、鋳物産業の活性化を目指す事業で、実行委は参加者を広く募っている。

 同プロジェクトは2年前に高岡市の産学官が連携して実行委を発足させた。高岡銅器の「生型(なまがた)鋳造」技法を使い、市民がオリジナルの鋳型を制作して専門の職人が鋳造を担当。完成した作品は街なかで販売する。昨年度は鋳物メーカーの能作や市の施設で制作していたが、本年度は新型コロナの影響もあり、同学部で少人数で作業する。

 高岡工芸高校の生徒ら5人は10月18日に参加。貝殻や木の枝などで模様を付けたり手で砂を掘ったりして世界に一つだけの鋳型を作り、鋳造、仕上げを経て置物や皿などの作品を完成させた。同校2年の平木城愼(さねちか)さんは「自分で考えた自由な形に挑戦できるのが楽しい」と話していた。

 参加者を募集しており、希望の土、日曜で日程を調整して5~6人で実施する。参加費は無料。申し込み、問い合わせは三船温尚同学部教授のメール、mifune@tad.u-toyama.ac.jpまで。

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