バットを構えるポーズで写真撮影する参加者

バットを構えるポーズで写真撮影する参加者

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南砺の魅力 み~つけた 福光で「ロゲイニング」初開催

北日本新聞(2020年11月4日)

 観光とスポーツを組み合わせたイベント「ロゲイニング」が3日、南砺市の福光地域を中心に初めて開かれた。県内外の参加者約60人が商店街や名所に設けられたチェックポイントを巡りながら、南砺の魅力を満喫した。

 ロゲイニングは当日に配られた地図を見ながら、制限時間内にチェックポイントを回る。それぞれの場所で獲得できる点数の合計で順位を競う。

 新型コロナウイルスの影響で、福光地域では「福光まちなか文化祭」や「なんと福光ねつおくり七夕祭り」など、イベントが相次いで中止になった。まちを元気づけようと、南砺市福光の商店街で家具店を営む石崎雄世さんが企画した。

 県内各地でロゲイニング大会の開催に携わる中崎洋一さん(富山市)に協力してもらった。5時間と3時間の部を用意し、40~50キロのコースにチェックポイント55カ所を設けた。

 まちなかの菓子店やJR福光駅前のほか、医王山登山口や成政酒造など郊外にもチェックポイントを設け、自然を楽しみながら散策できるようにした。

 市内をはじめ、愛知や神奈川など県内外の人が参加。JR城端線を利用することもでき、参加者は作戦を立ててコースを巡った。「福光バット発祥の地」の由来を紹介する看板前では、バットを構えるポーズで写真撮影する姿が見られた。

 石崎さんは「南砺の魅力を再発見してもらうことで、PRにつながればうれしい」と話していた。

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