鷹巣梅を使った特別ランチプレート。農産物直売所「喜ね舎愛菜館」内のレストランで11月5日から提供される=福井県福井市河増町

鷹巣梅を使った特別ランチプレート。農産物直売所「喜ね舎愛菜館」内のレストランで11月5日から提供される=福井県福井市河増町

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「鷹巣梅」再興へランチでPR 福井市「喜ね舎愛菜館」で11月5日から提供

福井新聞(2020年11月5日)

 福井県福井市鷹巣地区で栽培されている「鷹巣梅」の梅干しを使った特別ランチメニューが11月5日から、同市河増町の農産物直売所「喜ね舎愛菜館」内のレストランで提供される。地区の女性でつくる加工グループが、市を通じてレストランに依頼した。収穫量が激減した鷹巣梅の知名度を高め、産地の再生と地区の活性化を目指す。

 市やJA福井県によると、鷹巣地区は2001年には20トン超を出荷する梅の産地だった。農家の高齢化や価格の下落で作り手が減り、15年には1トン以下に落ち込んだ。作り手でつくる生産組合や地区の女性でつくる加工グループが16年に「鷹巣地域活性化プロジェクト」を立ち上げ、「鷹巣梅」のブランド化を図っている。

 5~30日に喜ね舎のレストラン「ベジテラス」で提供される特別メニューは、加工グループが作った梅干しを使う。ランチプレートの主菜に肉を選ぶと「鶏もも唐揚げの鷹巣梅あんかけ」が出る。副菜の一つは「小かぶときゅうりの鷹巣梅かつお」か「六条大麦と鷹巣梅のごろごろサラダ」の日替わり。

 店長兼シェフは、鷹巣梅の梅干しを「懐かしい梅干しらしい梅干しで、色も赤く料理に映える」と話す。「ちゃんと酸っぱい」特長を生かそうと、あんかけは甘めの和風だしにした。

 加工グループの代表で活性化プロジェクトのリーダー女性は「鷹巣梅は種が小さく肉厚で、梅干しは塩分控えめで添加物が一切ない」と特長をアピール。「鷹巣梅の栽培に取り組む若者も出てきた。鷹巣の知名度を上げて、人口減が進む地区を活性化したい」と話していた。

 ランチプレートは税込み1100円。喜ね舎では鷹巣梅の梅干しも販売している。300グラムで税込み750円。

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