富山市は2021年春の全日本チンドンコンクールについて、新型コロナウイルス対策を行った上で開催する方向で調整している。森雅志市長が5日、富山商工会議所の要望応対の場で説明した。20年はコロナの影響で中止になった。
森市長は「県民会館で行うコンクールは、客数を半分程度に減らして開けないか検討している」と説明。現地参加が難しい場合は、リモート参加も考えているという。パレードは実施しないが、チンドンマンによる自主的な練り歩きは認める方向で協議している。
20年のチンドンコンクールは4月3~5日に開催する予定だったが、出場チームの多くが感染拡大防止を理由に参加を辞退したため中止となった。ディズニーキャラクターのパレードも行う予定だった。