福井県観光連盟の職員らにサバまんを販売する児童たち=11月5日、福井県福井市宝永2丁目

福井県観光連盟の職員らにサバまんを販売する児童たち=11月5日、福井県福井市宝永2丁目

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小浜のサバまん食べてみて 今富小児童のオリジナル

福井新聞(2020年11月7日)

 福井県小浜市の食文化を代表するサバや地元野菜を使い、同市今富小6年生が約1年半かけ開発した「サバまん」が完成し11月5日、福井市宝永2丁目の県観光連盟で発表した。児童たちは、職員らに新商品を寸劇などでPR。小浜市の道の駅若狭おばまなど若狭町以西の4市町8カ所で7日から販売する。

 修学旅行中の6年生約40人が発表した。サバまんは、サバや今富地区産のタマネギなどの地元野菜に、ショウガ醤油(じょうゆ)をベースにした特製餡(あん)を絡めた中華まん。

 児童たちは、市の「ふるさと小浜MIRAI事業」の一環で、5年生時から地域活性化策を考えてきた。サバに着目し、県立大小浜キャンパス内のレストラン「Kitchen Boo(キッチン ブー)」のオーナー、高野滋光さん(51)の協力を得て、餡などの試行を重ねた。

 児童らは制作過程などを約5分間の寸劇で紹介。同連盟の事務所入り口近くで、冷凍3個入りを50袋販売した。「自分たちの作ったサバまんが全国に広がってほしい」「食べた人が小浜に興味を持ってくれるとうれしい」と話した。販売価格は1個270円、冷凍3個入りは691円(ともに税込み)。問い合わせは製造・販売元のコミュニティーネットワークふくい若狭事業所=電話0770(62)2550。

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