松本薫さんの手で運び込まれた東京五輪の聖火=金沢市のいしかわ総合スポーツセンター

松本薫さんの手で運び込まれた東京五輪の聖火=金沢市のいしかわ総合スポーツセンター

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石川に聖火到着 全国先駆け、10日まで巡回

北國新聞(2020年11月8日)

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、来夏に延期された東京五輪の聖火の巡回展示が7日、石川県から始まった。初日の会場となった金沢市のいしかわ総合スポーツセンターには大勢の家族連れらが観覧に訪れ、周囲を温かく照らす炎に希望を感じ取った。8~10日に県内6カ所を巡回する。
 会場で行われた歓迎式典では、金沢市出身でロンドン五輪柔道女子金メダリストの松本薫さん(金沢学院高OG)が専用ランタンに入った聖火を持って入場した。松本さんは、新型コロナの影響で五輪が1年延期されたことに触れ「大変な苦労を乗り越えて今がある。みんなで五輪をつくりたい」と来場者に呼び掛けた。
 トランポリン女子の東京五輪代表に決まっている森ひかる選手(金沢学院大クラブ、金沢学院大3年)は「聖火を間近にして、いよいよ五輪だという気持ちが高まった」と語った。
 谷本正憲知事は「子どもたちは聖火やトップアスリートを見て、励みにしてほしい」とあいさつした。
 夏季五輪の聖火が石川県に来るのは1964(昭和39)年の前回東京大会以来56年ぶり。展示は石川からスタートし、来年3月16日にかけ、14道府県の計73市町村を巡る。

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