田んぼで羽を広げるコハクチョウ=11月7日、福井市原目町

田んぼで羽を広げるコハクチョウ=11月7日、福井市原目町

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コハクチョウ羽休め 福井の田んぼに12羽

福井新聞(2020年11月8日)

 冬の使者、コハクチョウ12羽が羽休めしている様子が11月7日、福井市原目町の田んぼで見られた。餌を探しているのか、ゆっくり移動しながら地面をついばみ時折、羽を大きく広げるなど越冬の地でリラックスしている様子だった。

 近くで農作業をしていた70代男性は「この辺りに飛来しているのは今年が初めてだと思う。おとといもいて、日が暮れると南の方へ飛んでいった」と話した。

 市自然史博物館によると、12羽は2、3家族の群れで、足羽川などをねぐらに生活しているとみられる。例年、秋頃に繁殖地のシベリアから本県に渡ってきて、3月下旬ごろ北帰行する。

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