東京五輪の聖火を前に笑顔を連ねる園児=野々市の学びの杜ののいちカレード

東京五輪の聖火を前に笑顔を連ねる園児=野々市の学びの杜ののいちカレード

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五輪聖火 南加賀5市で巡回展、各地で式典

北國新聞(2020年11月10日)

 全国に先駆け、7日に石川県でスタートした東京五輪の聖火巡回展示は8、9日、南加賀の5市で行われ、ランタンの中で光る「希望の灯(ともしび)」がそれぞれの会場をオリンピックムードに包んだ。聖火ランナーに選ばれた市民も参加し、来年の本番へ気持ちを高めた。最終日の10日は能登空港で展示される。
 「まさか聖火が見られるとは...。長いコロナ禍が終息し、平和五輪の開催が待ち遠しい」。9日、野々市市学びの杜(もり)ののいちカレードの展示会場を訪れた中村繁さん(72)=同市稲荷4丁目=は胸を熱くさせながらランタンの中で輝く灯りを見詰めた。
 午後3時半からの展示では、来場者が次々と聖火と記念撮影。式典では、地元のつばきこども園の年長児27人も手作りの小旗を手に参加した。聖火ランナーに選ばれた高島登喜子さん(72)=同市押越2丁目=は「期待に胸がふくらんだ。あと半年、しっかり体を整えて聖火をつなげたい」と意気込んだ。
 小松市末広体育館では同日正午~午後2時までに約2500人が訪れた。過去に五輪に出場した市出身選手のユニホームも展示されたほか、トランポリンやボッチャなどの競技体験会も開かれた。越後直丈(なおたけ)さん(48)=同市土居原町=は「来年の五輪が楽しみだ。パラリンピックも含め、精いっぱい応援したい」と声を弾ませた。
 午前の加賀市役所では、除幕式に聖火ランナーを務める濱森勇成さん、川西里奈さんの同市東和中1年生コンビの姿も。2人は「しっかりと役目を果たす」「聖火を見て実感が湧いた」と気を引き締めた。
 8日は午前に白山市松任総合運動公園体育館、午後に能美市の能美ふるさとミュージアムでお披露目された。
 白山会場では市による「オリンピック・トップアスリート体感展」が同時開催され、1964年東京大会のトーチやユニホームも展示された。地元の鶴来義昭さん(72)は「デザインが今と昔でがらりと変わり、昔の品が懐かしかった」と感慨深そうに話した。展示前に長い行列のできた能美会場を訪れ、トップで聖火と記念撮影した東なるみさん(10)=金沢市=は「わくわくする。五輪では陸上が楽しみ」と笑顔を見せた。

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