20日に販売を始める「大福最中」。俵型のもなかで包んだ食べ応えのある大福餅が特徴だ

20日に販売を始める「大福最中」。俵型のもなかで包んだ食べ応えのある大福餅が特徴だ

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権兵衛峠「米の道」もなか 伊那の和菓子店、道路復旧記念

信濃毎日新聞(2020年11月11日)

 伊那谷と木曽谷を結ぶ国道361号権兵衛トンネル近くにある伊那市西箕輪の和菓子店「古町あかはね」が、かつては「米の道」と呼ばれた権兵衛峠にちなんだもなか「福を届ける大福最中(もなか)権兵衛さんの米の道」を作った。昨年10月の台風19号で近くの道路が崩落し、交通規制が続いたトンネル付近の道路が今年10月にほぼ復旧したことを記念し、20日から販売する。

 大きさはピンポン球2個程度。食べ応えのある大福餅を米俵型のもなかで包んだ。時間がたっても湿気を含まずもなかの食感が残るよう、菓子店特製の餅と甘さを控えた粒あんを開発。餅ともなかにもち米を使い、もなかに「米の道」と刻んでいる。

 権兵衛峠は、江戸時代に木曽の牛方だった古畑権兵衛が、峠道を改良したのが由来とされる。馬の背に伊那の米を載せて木曽に運んだことなどから「米の道」と呼ばれるようになった。こうした歴史をヒントに、店主の樋代敏彦さんが開発した。

 国道の復旧で車の往来や菓子店への客足は戻っている。権兵衛峠が今も生活や経済に欠かせない道として地域に根ざしていることを広めたい―。もなかにそんな思いを込めた。店主の妻文江さんは「伊那、木曽両地域に恩返ししたい」と話している。

 税別1個220円。定休日は火・水曜日。問い合わせは古町あかはね(電話0265・72・5003)へ。

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